過去の出資馬振り返り②レッドベルダ
過去の出資馬振り返り、2頭目はレッドベルダ(エリモピクシーの2012)です。
レッドベルダは父ディープインパクト、母エリモピクシーという血統の牝馬で、東京サラブレッドクラブで一口20万円で募集されました。
出資の理由
この馬は2013年度の東サラの目玉でした。
かなりの高額でしたが、セールで7500万で購入された馬なので総額8000万という募集価格はむしろ良心的と思える価格でした。
それでも高いことに変わりはないのですが、個人的にはこの年の募集で一番良く見えたので出資を決めました。
デビュー前
1歳秋、2歳春の2回北海道に会いに行きました。
1歳秋
2歳春
募集時点で400キロ未満と小柄な馬でしたが牧場の評価も高く、個人的にはかなり期待しており桜花賞制覇を夢見ていました。
思ったほど馬体重が増えませんでしたが、特に大きな問題もなく調整は進み、2歳の11月にデビューを迎えました。
競走生活
デビュー戦は直線で進路が無くなり5着。
その後も年内に2戦して5着、3着と勝ち切れず。桜花賞は諦めこの馬のペースでゆっくり成長してくれればと切り替えました。
しかし、そんな矢先に短期放牧中の事故により安楽死となってしまいました。
当時はかなりショックでした。
まだ未勝利でしたが素質は間違いなくあったので、ゆっくり力を付けてゆくゆくはオープン馬にはなれると思っていましたが、その未来を見ることは叶いませんでした。
2戦目の中京での未勝利戦、ちょうどチャンピオンズカップと同じ日だったので中京競馬場まで行くことにし、生観戦しました。
その日は負けてショックでしたが、まさかこれがベルダを生で見る最後の姿になるとは思ってもみませんでした。
何も知らない人がエリモピクシーの繁殖成績を見たら、デビューした産駒のうちレッドベルダだけ走らなかったと思うかもしれませんが、無事だったらベルダも負けない活躍をしていたと信じています。
ベルダの思い出は悲しい記憶が大きいですが、自分の一口馬主生活の中でも思い入れの強い1頭です。
過去の出資馬振り返り第二弾、レッドベルダでした。
読んでいただきありがとうございました。
次回はベルダと同世代の1頭、レッドメアラスを振り返ります。