orfewonderの一口馬主日記

夢はGI勝利!東京サラブレッドクラブで出資している零細一口馬主の日記です。

過去の出資馬振り返り⑤レッドアヴァンセ

過去の出資馬振り返り、5頭目レッドアヴァンセ(エリモピクシーの2013)です。

レッドアヴァンセは父ディープインパクト、母エリモピクシーという血統の牝馬で、東京サラブレッドクラブで一口17万5千円で募集されました。

出資の理由

前年度の全姉レッドベルダに続いて募集されたエリモピクシーの仔で、募集時の印象としては姉と同じくらい良い馬という印象でした。
価格は姉より少し安くなりましたが、セールで買われた姉と母の購入後に産まれた本馬という事情を考えると妥当だったと思います。
姉と同レベルではないかというこの時点での自分の評価でしたが、誕生日が姉より少し遅かったためこの馬の方が良くなる可能性はあると思いました。
2年続けてこの価格帯の馬に出資するのは結構な負担でしたが、当時は独身で自由に使えるお金も今よりかなりあったので、この世代の募集馬で一番良いと思ったこの馬への出資を決めました。

デビュー前

1歳秋、2歳春の2回北海道に会いに行きました。

1歳秋
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2歳春
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募集時点では姉のレッドベルダと同じくらいと思っていましたが、育成過程を見ていてベルダよりも良いのではないかと思うようになりました。
この馬のデビュー前にベルダが亡くなった事もあり、この馬への期待は高まるばかりでしたが、デビュー戦の鞍上が決まった経緯(新馬を勝ったら阪神JFに行くため、本番で乗れるか分からない有力ジョッキーではなく自厩舎所属の松若騎手が乗る事になった)とデビュー前の追い切り映像を見て、この馬は絶対に走ると確信したのを覚えています。

競走生活

初勝利は年明けの3戦目と、デビュー前の評判を考えると少し手間取った印象でしたが、負けた2戦も力負けではなかったですし、元々エリモピクシーの仔は使いつつ良くなる印象だったので全く悲観していませんでした。
そして迎えた4戦目エルフィンS。ここで連勝を決め桜花賞出走をほぼ決めました。

桜花賞
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オークス
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秋華賞
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牝馬三冠では7、7、5着という結果に終わりましたがまだまだ成長の余地があると思っていたので、古馬になってからさらに活躍してくれると期待していました。
特にヴィクトリアマイルはこの馬にピッタリの舞台であり、ここからの成長次第で勝つチャンスも十分あると思っていました。

4歳時は準オープンで勝ちきれずもどかしい競馬が続きましたが、なんとか年内にオープン入りを決め翌年に備えることになりました。

ユートピアS
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そして迎えた5歳、休み明けの阪神牝馬Sで2着と健闘し、大目標のヴィクトリアマイルに出走します。

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結果の出ていなかった阪神で休み明けにも関わらず結果を出せたことで、ヴィクトリアマイルは本気で勝てると思っていました。
結果は小差の3着と非常に惜しく悔しい結果でしたが、GIの舞台で一瞬先頭に立つ走りを見せてくれた事が出資者として誇らしい気持ちになりました。

牝馬のため翌年春までの引退が既定路線ということもあり、近くで見られるのが最後になると思い、この年の夏北海道に会いに行きました。

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当時は充実期を迎えて素晴らしい馬体に成長しており、デビュー前に会った時を思い出し成長した愛馬の姿に感慨深くなったのを覚えています。

その後は秋に2戦してマイルCS7着を最後に引退、繁殖入りとなりました。

GIで僅差3着がありながら結局重賞は勝てずに終わりました。
使い方次第では重賞を一つか二つ勝てたとは思いますが、大事に使われ余力を残して引退した事が繁殖生活に繋がるのではないかと期待している部分もあります。

ロードカナロアとの間に産まれた初仔の牡馬は今年の募集が期待される1頭ですが、自分が今年出資を再開しようとしているのは何を隠そうこの初仔が目当てです。
それくらい自分の一口馬主生活の中でレッドアヴァンセの存在は大きいものとなっています。

また、詳細は省きますがレッドアヴァンセは自分のプライベートにも大きな影響を与えてくれました。
そういった意味でもこの馬には凄く感謝しています。


過去の出資馬振り返り第5弾、レッドアヴァンセでした。
読んでいただきありがとうございました。
次回はアヴァンセと同世代、レッドウィズダムを振り返ります。

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